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築野食品工業株式会社がこめ油業界初となる近赤外分光法によるこめ油の製造工程管理を確立。10月より本格的に運用を開始したことを発表。ニュース

2019年11月19日 −

築野食品工業株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/)は、約2年以上の検証を重ね、こめ油業界初(※1)となる近赤外分光法(NIR)によるこめ油の製造工程管理を確立し、10月より本格的に運用を開始したことを発表しました。

・「近赤外分光法(NIR)」とは? 一般的な化学分析とは異なり、有機溶剤等の試薬を使用せず、測定対象そのものに近赤外光を照射し、光の吸収の度合いから成分を判別・定量する方法です。近赤外分光法(NIR)は非破壊検査のため、選果場などでの果実の糖度選別、乳製品の脂質等の測定、ビールのアルコール濃度の測定などに応用されています。

【こめ油とは?】 こめ油とは100%お米を原料とした、良質の植物油です。 素材の味を引き立てる風味の良さが特徴。炒めもの、揚げもの、ドレッシングなど、どんな料理にも使用可能です。

【「近赤外分光法(NIR)」 を成分分析に取り入れるメリット】 複数の分析を同時にかつリアルタイムで行うことが可能となり、分析の迅速化と効率化につながります。この方法では、分析の結果が分析者担当者の分析技術による影響を受けないため、結果が均一化され、更なる品質管理体制の強化につながります。

また、近赤外分光法は非破壊分析のため、工程ロスや廃棄物が削減できます。年間で削減できる溶剤や試料のインパクトは、酸価測定に限っても溶剤457.5L、試料32.5kg。使用する溶剤や化学物質を削減し、環境へ配慮した製造工程管理を可能にします。

油脂製造において、品質の良い製品を作るためには、原料や中間製品の分析による工程管理が欠かせず、酸価、よう素価、曇り点など多種多様な分析が用いられております。一般的に普及している化学分析の場合は、対象項目ごとに検体を用意し、それぞれの分析法により有機溶剤等を用いて分析する必要があります。

築野食品工業は、重要な管理点となる酸価やよう素価、曇り点の他に、こめ油特有の成分であるγ-オリザノールやビタミンE群を高い精度で測定する近赤外分光法(NIR)を開発。複数成分の同時分析を可能にし、分析作業を効率化いたしました。また、この分析方法は、廃棄物を大幅に削減できるため、環境に配慮したこめ油の製造が可能となります。

測定項目の追加や使用用途の拡大を目指し、研究開発を進めています。

【築野食品工業株式会社の企業概要】 築野食品工業株式会社は古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開。食品分野以外にも米ぬかからつくったinahoというスキンケアブランド( https://www.riceutical.com )も展開しています。

参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000044336.html